プログラミングのスキルアップの教材として、Progateに続いてオンライン学習サービスのUdemyを使ってみた。
Udemy
https://www.udemy.com/
Udemyは受講者は講師が作成した動画をコース単位で購入し、PC、タブレット、スマホ等で再生することで勉強ができるサービスだ。
コースの購入者はオンライン上で講師に質問することもできる。
Udemyでは、プログラムなどのITスキル以外にも語学・写真・ビジネススキルなどさまざまなコースが用意されている。
C to Cのサービスで、個人が講師登録することができるようだ。
受講するにあたってまずはアカウントを作成してみた。
ネットで調べてみると、Udemyはよく90%オフなどのセールをやっているようだ。
このときもセールをやっており、だいたいどのコースも2000円程度で購入できるようになっていた。
この値段なら、良さそうと思ったものをとりあえず購入して気軽に試してみることができる。
正規の値段だと20000円ぐらいするので、どのコースがいいのかということを考えてしまい、選ぶのにすごく時間がかかってしまうだろう。
そしていつまでたっても勉強できずに時間だけが無駄に過ぎていってしまう。
僕の場合だけかもしれないが・・・
さっそく人気のありそうなコースを4つ購入してみた。
①Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイルを学び、実践的なアプリ開発の準備をする
②みんなのAIコース ゼロからPythonで学ぶ人工知能と機械学習
③【4日で体験しよう!】 TensorFlow x Python 3 で学ぶディープラーニング入門
④【世界で30万人が受講】フルスタック・Webエンジニアコース(2017最新版)
受講したいコースを購入すると講義の動画を見ることができるようになる。
月額課金のスタイルではないので、一度購入すれば追加で料金が発生することはない。
まずは興味のあるPythonということで、初めに以下の動画を見てみた。
「Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイルを学び、実践的なアプリ開発の準備をする」
このコースは28.5時間にもおよぶ長時間のコースになっている。
内容は入門編と応用編という2つに分かれているようだ。
入門編では、Pythonの基礎を一通り学び、最後に演習アプリケーションの作成を行う。
応用編では、DB、Web、ネットワークなどのジャンルに別れている。受講者がやりたいことに合わせて必要な講義を受けるのがいいだろう。
とりあえず、入門編を一通り見終わったので、動画学習に対する感想を書いていこう。
まず、一通り見終わっただけではあまり効果は望めないと思う。
本でも対面の講習でも一緒だと思うが、とにかく手を動かさないとだめだ。
当然ながら聞いているだけ、見ているだけでできるようになるなんてことはない。
(これはプログラミングだけでなくあらゆる分野において同じことが言えると思う)
でも、実際にやってみて動画学習のいいところに気がついた。
動画のいいところとして、記憶に残りやすく、繰り返し再生できることをあげたいと思う。
対面での講習は記憶には残りやすいが、繰り返し同じ講習を受けることはできない。
本での学習は繰り返しできるが記憶に残りにくい。
動画はこの2つのいいとこどりができる学習方法ではないだろうか。
たとえば、入門編最後の演習アプリケーションを作るときに次のようなことがよくあった。
「やりたいことはわかるし、何を使えばいいのかまで分かるんだけど、それって具体的にどう書くんだっけ?」
動画学習だと、この「やりたいことはわかるし、何を使えばいいのかまで分かる」という状態まで早くいけるのではないだろうか。
そうなれば「具体的な書き方はあの動画をもう一度みればいい」とか、「ネットでこのキーワードでググればいい」ということがすぐ分かるようになる。
これは僕がまったくのプログラミング初心者でないからかもしれないが、動画の効果は大きいと思う。
動画を一度見ることによって、目標を達成するためには何のどこにアクセスすればよいのかが、すぐ分かるようになる。
もちろん本でも同じようなことはできるのだが、文字だけをインプットするより動画の方が実感としてその効果が高いと思う。
さらに動画では、再生スピードを変更できたり、少し前に戻ったりすることが容易にできるのも便利だ。
これを利用して、今後は以下の方法を試してみたい。
■1回め■
1.25倍または1.5倍で再生
このときは動画を見ることに集中し、概要をつかむ
■2回め■
1倍で再生
ところどころ止めながら、実際にコードを書いてみる
■3回め以降■
何も見ないでコードを書いてみる
書けなかった部分だけ動画を再生
速さは1倍または1.25倍程度
そこまでいけば、小さくてもいいから1つのサービスを全部1から作ってみるのがいいと思う。
全部完璧に分かるまでいつまでも勉強ばかりしている必要はない。
実際にモノを作りながら、わからないところだけ動画に戻ったり、本やネットを参照するのだ。
そして毎回つまづくところがあれば、もう一度その部分だけ時間をとって学びなおす。
これを繰り返すほうが実際に使えるスキルにつながるのではないだろうか。
というわけで少しずつではあるけど、この調子でできるだけ手を動かしていこうと思う。
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